移動中の情報収集で使えるかもしれない。
情報収集好きの私だけでなく、移動が多い皆様にもけっこう興味深い話が今回は出ました。
東芝が新聞や雑誌、教科書などの文章を自動で自然な形で読み上げる技術を開発
日経新聞によると、東芝は新聞や雑誌、教科書などの文章を自動で自然な形で読み上げる技術を開発したとのこと。ICT(情報通信技術)部門で手掛ける音声・画像認識などを人工知能(AI)を使ってクラウドで提供するサービス「リカイアス」の技術を使ったとのこと。まず新聞社がスマートフォン(スマホ)向けのアプリ(応用ソフト)に組み込んでサービス提供を始めるとのこと。
東芝は新聞や雑誌、教科書などの文章を自動で自然な形で読み上げる技術を開発
ICT(情報通信技術)部門で手掛ける音声・画像認識などを人工知能(AI)を使ってクラウドで提供するサービス「リカイアス」の技術を使った
まず新聞社がスマートフォン(スマホ)向けのアプリ(応用ソフト)に組み込んでサービス提供を始める
音声で読み上げてくれるサービスです。電車の移動ならスマホが使えますが、車の移動などではスマホは使えませんから、そんなときにこういうものがあったらいいと思うのは私だけではないでしょう。
東芝のRECAIUS(リカイアス)とは
東芝のホームページから、リカイアスとは何かについて引用します。
リカイアスとは:
音声認識、音声合成、翻訳、対話、意図理解、画像認識(顔・人物画像認識)などのメディア知識処理技術(メディアインテリジェンス技術)―― 東芝は、これらの技術を長年にわたり研究開発してきました。メディアインテリジェンス技術を融合し体系化したクラウドサービスが「RECAIUS(リカイアス)」です。
AIと音声やら画像認識技術を融合させたものという感じで、けっこう興味深いですね。
海外でも音声サービスは存在するが精度がいまいち
実は、私も海外の雑誌でこのようなサービスを利用しています。使ってみて思うのは、精度がいまいちだなという点。結論から言えば、聞いていて非常につまらない。やっぱり読むのに勝るのはないという感想をもっています。
それでも、あるとないでは大きな違い。今回の東芝の技術は、AIを活用した音声合成が技術の中核ということで、精度の高さに期待を寄せています。読むのが一番でも、精度が高ければ、聞いても楽しめますので。
東芝が開発した音声読み上げ技術の特徴は
上記日経新聞によると、男性・女性などの話者や口調、言語などをオプションとして自由に選べるのが特徴とのこと。難しい言葉や新しい言葉は、事前に登録することで対応できるとのこと。AIを活用した音声合成が技術の中核となるとのこと。スマホで読み上げさせたい記事を選ぶと、人が話すように自動で記事を読み上げるとのこと。
男性・女性などの話者や口調、言語などをオプションとして自由に選べるのが特徴
難しい言葉や新しい言葉は、事前に登録することで対応できる
AIを活用した音声合成が技術の中核となる
スマホで読み上げさせたい記事を選ぶと、人が話すように自動で記事を読み上げる
なぜ東芝は新聞や雑誌の文章自動読み上げ技術を開発したのか
上記日経新聞によると、東芝は車や徒歩での移動中などに音声で情報を収集するニーズが高いとみるとのこと。
東芝は車や徒歩での移動中などに音声で情報を収集するニーズが高いとみる
同サービスは新聞や雑誌、教科書などの出版物向けに売り込む
車での移動中は確かにいいですね。
移動中の情報収集。目のつけどろこはいいと思います。ただ、やはり精度の高さに注目が集まると思います。聞いてみておもしろいと思えるかどうか。消費者はけっこう敏感なんで、このあたりがどうなのか大変楽しみです。