オランダ議会選の結果はいかに。

 

15日に行われたオランダ下院選の出口調査では、与党の自由民主党(VVD)が勝利(150議席中31議席)。なんと30議席を超えた。ルッテ首相の政党。出口調査が正確であれば、極右政党の自由党(PVV)は第1党にはならないことを意味する。

オランダで、15日、下院選が行われました。

 

出口調査によれば、ルッテ首相率いる与党の自由民主党(VVD)が勝利。150議席中、31議席となっています。

 

というわけで、30議席を上回りました。予想以上の健闘です。というのも、けっこう接戦となり、30議席(すなわち5分の1)を上回る政党は出てこないと考える人が多かったので。

 

極右政党の自由党(PVV)はどうでしょうか。

 

こちらは、19議席になっています。

 

 

オランダ議会選挙 の出口調査で極右政党の自由党(PVV)は第1党にならないことが分かったが、これでEUがぶっ壊れる可能性が一歩後退。

今回の注目点はなんといっても、極右政党の自由党(PVV)でした。

 

自由党はウィルダース氏という反イスラム教や反EU主張の政治家が主導。

 

もしこの自由党が勝利していたら、それこそEU崩壊の流れとなっていく可能性がありました。

 

最近ではトルコとオランダの緊張関係がいろいろ報道されていましたので、このオランダの選挙は非常に注目されてもいました。

 

出口調査の結果では、EU崩壊のシナリオは一歩後退となったと見ていいでしょう。もし自由党が勝利していたら、いろいろ混乱があったものと考えられます。

 

 

オランダ下院選、超サプライズはならず。世論調査は正しかった。

接戦になるとは考えられてはいたものの、基本的には首相が率いているVVDが最近の世論調査では勝利すると考えられていました。

 

今回は、その結果通りの結果になったわけです。

 

英国のBrexitの時のような超サプライズはなかったということです。

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