本日は、ゲオHDがネットで家電や家具などの買い取りを始めるという話。
ゲオHDはリユース事業に相当力を入れてますが、今回、家電や家具などもネット買取にも参入するということで、これでますますリユース事業強化の姿勢を鮮明化させました。
市場規模は大きいものの、激戦区となりつつある中古市場、いったい勝つのはどこなのか。
ゲオホールディングスがインターネット上のセカンドストリートの通販サイトで、家電や家具などの買い取り
21日の日経新聞によると、ゲオホールディングス(HD)は22日、インターネットで家電や家具などの買い取りを始めるとのこと。従来は衣料・服飾雑貨などに限定していたとのこと。
中古品市場では同業他社との競争が激しくなっており、ネットでの買い取りの利便性を高め品ぞろえを充実させるとのこと。同社が運営する中古品店「セカンドストリート」の通販サイトで始めるとのこと。
ゲオホールディングス(HD)は22日、インターネットで家電や家具などの買い取りを始める
従来は衣料・服飾雑貨などに限定していた
中古品市場では同業他社との競争が激しくなっており、ネットでの買い取りの利便性を高め品ぞろえを充実させる
同社が運営する中古品店「セカンドストリート」の通販サイトで始める
中古品市場はフリマアプリ含め激戦区。ゲオはリユース系店舗の拡大がメディア系よりも早く、リユース市場開拓中。
最近は、メルカリなど、大手フリマアプリ含め、中古品市場の競争が激しさを増しています。
市場が伸びているから、大手も続々と参入してるわけですが、今回話題のゲオもそう。
ゲオの主戦場はもともとメディア系事業です。レンタルビデオショップなどやってます。
今も核はメディア系事業ですが、最近は、ゲオはリユース事業に本腰を入れ始めています。
現に、ここ最近はゲオのリユース事業の出店増加数は、既にメディア系事業の出店増加数を上回っています。
まだリユース事業の出店数は、メディア系事業の出店数の半分ぐらい。
しかし、リユース事業の増加数の方が多くなっているわけですから、この差は徐々に縮まってきています。
そして今回、衣料などだけではなく、ネットで家電、家具も買い取りできるようにするということで、これはまさに、ゲオが総合リユースショップ構築に本腰を入れている姿勢を示しているといえます。
ゆくゆくは、さらに別のものも買い取りできるようにしたいことでしょう。
ただ、競争が激しい市場です。
ゲオはパッケージソフトの中古品買取などで歴史がありますから、このあたりで学んだものを、いかにネット買取に活かすことができるか、このあたりも、他社との差別化の際には重要になってきます。
上記日経新聞によると、中古品市場はフリーマーケットアプリ「メルカリ」などの普及で伸びているが、同業他社との買い取り競争が激しくなっているとのこと。
ゲオHDは買い取りを強化し店舗の在庫を充実させる考えだとのこと。
中古品市場はフリーマーケットアプリ「メルカリ」などの普及で伸びているが、同業他社との買い取り競争が激しくなっている
ゲオHDは買い取りを強化し店舗の在庫を充実させる考えだ
最後に、もう少し詳しく、ゲオのセカンドストリートでどのように家電、家具を買い取るのか、ここを確認しておきましょう。
セカンドストリートでは、連携する運送会社が中古品を引き取る。楽器などの趣味用品も買い取り対象に加える。
上記日経新聞によると、連携する運送会社が中古品を引き取るとのこと。利用者には7営業日以内に買い取り価格の査定額が通知され、無料でキャンセルもできるとのこと。
楽器などの趣味用品も買い取り対象に加えるとのこと。サイズは3方の長さの合計が160センチメートル以内。年内には大きさに関係なく買い取れる仕組みの構築を目指すとのこと。
連携する運送会社が中古品を引き取る
利用者には7営業日以内に買い取り価格の査定額が通知され、無料でキャンセルもできる
楽器などの趣味用品も買い取り対象に加える
サイズは3方の長さの合計が160センチメートル以内
年内には大きさに関係なく買い取れる仕組みの構築を目指す
ゲオHDのネットで家電・家具の買い取りのゆくえは。要注目です。