[月次速報の重要性] 投資家なら月初は月次の確認を。株価も動く。軽視している人が多いから差がつく。競合他社との比較が有効。
今回は、月次速報の重要性について書きます。
投資家なら月次速報の確認を。特に外食業界は月次速報を出しているところが多い。多くの投資家は四半期決算は確認しても、月次速報をいちいち確認していない。だからこそ差がつく。
投資家の皆様、月次速報、確認していますでしょうか?
確認していないという方。実にもったいないと思います。
実際、四半期決算までは確認していても、月次まではちゃんと確認していないという投資家は、かなり多いと思います。
だからこそ、差が付きます。
特に外食業界は月次速報を出しているところが多いです。
自分の投資銘柄の月次速報は確認し、前年同期比や前月と比較し、何が起こっているのか、いろいろ考えを巡らせる。
このプロセスが重要と思います。
最近だと、先月は緊急事態宣言だったから、まぁ仕方ないか、など、理由付けはいろいろできます。
月次速報は競合他社と比較したい
月次は競合他社と比較するのが良いです。
「あの会社は緊急事態宣言かだったのに好調、自分の銘柄は不調。いったいなぜだ?」
など、いろいろ考えを巡らせる必要があります。
将来の銘柄入れ替えの参考になるでしょう。
月次速報はいつ確認するか?月次速報は月初に確認する。
会社にもよりますが、日本の外食産業の場合、月次速報は、だいたい月初に出されることが多いです。
月初は月次と覚えておきましょう。
よって、月次を発表している銘柄を多数持っている場合は、月初はいろいろ確認することが多く、大変です。
月次速報は株価にも影響を与える。サプライズな月次を出してきた時は株価が動く可能性高い。
月次速報は、株価にも影響を与えます。
特に、サプライズの月次の場合、発表後に株価が動く可能性が高いです。
何も材料が出ていないのに、いきなり株価が動き出したら、それは月次の影響かもしれません。
月次速報から四半期決算の姿も想像できる。四半期決算を読む意欲も高まる。会社見解と自分の月次からの見解の相違を確認すること。
月次を確認していると、次の四半期決算の姿もぼんやり想像できます。
今期はすごいことになりそうだ、やばそうだ、など。
よって、きちんと月次を確認している人は、次の四半期決算を読もうという意欲も高まるというものです。
そして、会社の見解と、自分が月次で見た見解の相違、もしここに相違があった場合、この理由を考えることが重要となります。
月次まで毎月しっかりと確認する。投資しているなら、しっかり時間をかけ、投資に値するのかを考えたいものですね。