三井住友信託銀行もフィンテックに注目、ブロックチェーン技術の共同研究を発表した三井住友信託銀行の動きはなかなかいい。
三井住友信託銀行。個人的にはダイナースでお世話になっております。その三井住友信託銀行も、遂に仮想通貨の分野の研究へと乗り出すことが決定しました。以下、7月12日の日経新聞の記事をまとめ、考察していきます。
三井住友信託銀行、フィンテックのシステム開発に向け、共同研究へ
上記日経新聞によると、三井住友信託銀行は、フィンテック(FinTech)のシステム開発へ向け、共同研究すると発表しました。
三井住友信託銀行は金融とIT(情報技術)が結びついた「フィンテック」のシステム開発
共同研究に乗り出す
研究に乗り出すのは素晴らしい。フィンテックの分野は米国に遅れているため、日本の銀行も早く進めるべきだと思っています。
共同研究する会社はエスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)
上記日経新聞によると、三井住友信託銀行は、エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)と共同研究するとのこと。普通に上場してる会社ですよ。どんな会社かというと、上記日経新聞では
金融機関の事務代行などを手がける
とあります。まぁちょっと専門的な用語を使ってしまえば、EAJっていうのは、金融機関のために、いわゆるBPOってやつをやってる会社ですよ。要するに業務委託業務。あと不動産関連業務もやってますね。
この時点でなんの分野かイメージできるのが一つあります。以下読み進めていきます。
具体的に何の分野の共同研究を進めるのか
上記日経新聞によれば、エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)とはビットコインなど、仮想通貨の決済で使われる、ブロックチェーン技術の共同研究をすることで合意、とのこと。
ビットコインなど仮想通貨の決済で使われる「ブロックチェーン」と呼ばれる技術を研究することで合意
やっぱりブロックチェーンの分野。以下、理由書いていきます。
実はエスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)はこの分野の共同研究を始めていた。
今回なんでこの分野かなと予想できたかというと、エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)って、不動産取引に関わる、ブロックチェーン技術の共同研究を始めたからです。いちよう参考資料として貼っておきます。
株式会社 Orb とのブロックチェーン技術を活用した不動産取引に係る 認証及び決済システム等の調査研究開始に関するお知らせ
(PDF)
ただ、ですね。これはOrb(オーブ)という会社との共同研究で、契約内容として、上記PDFによると、
オーブが開発したブロックチェーン技術のプログラムである「Orb ver1.0」 の提供
今回の調査研究及び実証実験の遂行ため、プログラムの開発及び改良をオーブが行うこと
こう書かれてあります。ここでの共同研究では、けっこうOrbの役割ってのがでかいんですよ。だから、今後の三井住友信託銀行との共同研究においても、このOrb(オーブ)という会社が絡んでくる可能性があるんじゃないですかね。あくまで推測の域ですが。
具体的な共同研究のイメージは
上記日経新聞によれば、
三井住友信託銀は担保権の設定や抹消、日々の資金決済を担う立場からシステム開発などでEAJに助言。
とあります。
ブロックチェーン技術の復習
上記日経新聞によれば、ブロックチェーン技術とは、
ネット上で複数の人が取引記録などを共有して相互に認証し合うしくみで、低コストで安全性が高いとされる。
としています。
私の方でも以前扱いましたが、結局、ブロックチェーン技術っていうのは、取引参加者が取引記録を保有しあっているので、データの改ざんが難しいという話で、その意味で安全性が高いとされています。
いつから共同研究を始めるのか
上記日経新聞によれば、年内にも始めるそうです。
年内にも実証実験を始める
いろいろ共同研究から、何か新しい発見や新たなサービスの可能性が見つかるといいですね。