死を前にした人間の恐怖、母への愛、あまりにも悲しすぎる。

 

改めて、今回のフロリダ州オーランドのテロ事件の被害者の方々にお悔やみ申し上げます。今回は、あまりにも生々しく、悲しい最後のメッセージのやりとりをした被害者について語りたいと思います。これは非常に悲しいやりとりで、今回の事件の悲惨さを語っています。このような被害者がいたこと、これを忘れてはいけないと思います。

 

Eddie Justice(エディージャスティス)さんの母との最期のやりとり。お母さん、愛している、から始まるメッセージ

これは、Eddie Justice(エディージャスティス)さんの母親が公開したものです。私の方でtelegraphからの記事(英語)からテキストメッセージのやりとりの一部を簡潔に意訳し、まとめてみます。

 

ジャスティスさん 「お母さん、愛している」

ジャスティスさん 「クラブで奴ら(犯人)が銃で撃っている」

母親 「大丈夫?」

ジャスティスさん 「トイレに閉じ込められた(トイレから逃げることができない)」

ジャスティスさん 「(警察に)電話して」

ジャスティスさん 「今」

ジャスティスさん 「おれはトイレに閉じ込められた状態だ」

ジャスティスさん 「奴が来る」

ジャスティスさん 「もうだめだ」

 

その後、母親は他に被害者がいるかどうかなどの短いやりとりをしたのち、再び

 

ジャスティスさん 「早く」

ジャスティスさん 「奴はおれたちと一緒にトイレにいる」

母親 「まだ犯人は一緒にトイレにいる?」

ジャスティスさん 「奴は恐ろしい奴だ」

そして最後のメッセージが、

ジャスティスさん 「うん」

 

。。。

無残。あまりにも悲惨だと思います。

また、母の心情を考えると、非常に心苦しくなります。その後、一切連絡が取れなくなったと考えると、母も心配でしょうがなかったことでしょう。

 

このようなテロ行為は断じて許すことができません。再三になりますが、全ての亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。

 

P.S. 犯人に関して、そして事件のアップデートに関しては、こちらの記事にかなり多くの情報を書いています。ご参照ください。

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