リンクトインの次のビッグディールはTwitter (ツイッター)か: ゴールドマンのレポートとは

そんなビッグディールの中、ある出来事が。それは、ゴールドマンサックス（通称ゴールドマン）、のレポート。これは、リンクトイン買収劇の前、先週末に公開されたものです。

ジェシカ・ビンダー氏らゴールドマンのアナリストらはリンクトイン、ＴモバイルＵＳ、トリップアドバイザー、ツイッターを向こう12カ月以内に「戦略的な」Ｍ＆Ａに関わる可能性が15％以上あると見なす企業群に加えたことを明らかにしていた

6月14日のBloombergの記事より

なお、この記事によると、ゴールドマンいわく、これらの企業は第２群であり、M&Aの可能性が15-30%だそうです。

うーん、なんとなくわかる、わかる（笑）あくまで思惑ですけど。なんかこの４企業はいかにも可能性ありって感じですね。リンクトインが抜けて、あと３社もあるかどうか。全部なくてもも一個ぐらいありそうな感じですね。思惑ですよ。投資は自己責任で。

思惑でTwitter (ツイッター)株、上がる

思惑が思惑をめぐり、Twitter (ツイッター)株は前場で10%届きそうな勢いで暴騰しました。届かなかったけれども。特にリンクトインの話題があったので、こういったビッグディールはあるかもしれないなという感じですね。

どこか買うとしたら、どこになるか

vanityfairの記事（英語）の方で、これに関しておもしろい記事を見つけました。Maya Kosoffさんというライターの記事です。この方いわく、Twitter (ツイッター)買収があるにせよ、どの会社が買収するかが難しいといっていますね。

グーグルのラリーペイジ氏は関心がない
フェイスブックのザッカーバーグ氏は過去に２度トライしたが、今はライブニュースを自分で持っているから、あまり積極的にはこないだろう

ちなみに、ラリーペイジ氏に関しては、私の方で、

かっこいい夢のあるニュース　グーグル共同創業者、ラリーペイジ氏が”密かに”空飛ぶ自動車開発会社２社へ本気で投資していた。うち１社への投資は１億ドル以上。スクープの内容、ラリーペイジ氏の資産、また、秘密の空飛ぶ車への投資とは。

という記事を最近書いてます。彼は秘密裏に個人的資産で、空飛ぶ自動車開発会社へと莫大な投資をしています。

まぁ正直、天下のグーグルは、勝機ありきならば動くかもしれませんが、正直、天下のグーグルよりフェイスブックの方がTwitter (ツイッター)と組み合わせとしては個人的には今は想像つきやすいです。私自身は正直ツイッターのファンではないのですが、それでもツイッターユーザーにとってはぶっちあけフェイスブックとツイッターが一緒になってくれた方が便利なことも多いと思うんですが、どうでしょうか？

アーンスト＆ヤングのレポートでは、テクノロジーセクターのM&Aが今年はまだ盛り上がっていない～リンクトインを契機に、これが変わってくるかどうか

上記のvanityfairの記事で、アーンスト＆ヤング（EY)の資料があげられています。2016年の1Qのレポート。そのレポートというのが~~こちら（英語）~~（リンク切れ）。

このレポートを読めば、テクノロジーセクターのM&Aディールが

$66.7 billion, down 14% YOY

ということがわかります。つまり、今年の1Qのディールは、対前年比で、14%ダウンということです。

リンクトインの件もあったことだし、そろそろ徐々に盛り上がってくる可能性は十分あります。今後の動きに要注目です。