史上最悪の銃乱射事件。非常事態宣言もでました。要警戒中。犯人の素顔が少しずつ明らかになってきました。

 

6月12日、CNNからの速報をお伝えします。なお、継続的に更新、アップデートをしています。今回の事件は現在緊急事態宣言がでているので、要警戒が必要な事件です。亡くなった方にお悔やみ申し上げます。

 

こちらでは、Omar Mateen (オマルマティーン)について、及び、さらなるアップデート等についてどんどん情報の追加、またコメントの方をしていきます。

 

犯人、Omar Mateen (オマルマティーン)の職業はプライベートセキュリティーガードだった!

今回の犯人は、Omar Mateen (オマルマティーン)。29歳。オマーマティーンやオマールマティーンより、オマルマティーンという訳され方のほうが多いようです。米国生まれですが、両親はアフガニスタン出身とのこと。

 

6月12日のCNNの報道(英語)によると、オマルマティーンはプライベートのセキュリティーガードとして働いていたとされています。職業としてセキュリティーガードをしていたのに、逆に人を守らずこのようなことをしてしまう。怖いものです。

 

[アップデート] G4S Secure Solutionsで働いていた

上記のレポートによると、オマルマティーンが働いていたプライベートセキュリティー会社の名前は、G4S Secure Solutionsという、大手警備会社です。G4S Secure Solutionsに関しては、下記で取り上げます。

 

レンタカーで銃装備をしたのち、現場へと向かう

レンタカーにて、オーランドへ向かった模様。ライフルも所持していたようです。

 

現在、FBIなどがOmar Mateen (オマルマティーン)の自宅や車などを捜索中

現在、FBIなどが犯人であるOmar Mateen (オマルマティーン)の自宅や車などを捜査中ということです。動機などについてはこれからわかる事でしょう。

 

今のところISISとの明確な関連がつかめず

今のところはISISとの直接的な関連がつかめていないものの、今後の捜査によっては何かがでてくるかもしれません。しかし以前よりISIS関連のマークがされていたとされています。

 

[アップデート]

CNNによると、FBIは2013年と2014年にOmar Mateen (オマルマティーン)に対して取り調べを実施していたとのこと。ただ、その時は決定的証拠がつかめなかったということです。そのため、取り締まりは継続されませんでした。この取り調べの時、Omar Mateen (オマルマティーン)は何を考えていたのだろうか、いろいろ考えさせられますね。

 

[アップデート] 犯行前になんと911に電話していた!!!

911というのは緊急時に使う番号です。CNNの速報によると、なんと犯人自らが犯行前に911に電話。ISISへの忠誠を誓ったということです。完全にクロっぽいですね。

 

[アップデート] 邦人の被害はなし。

 

[アップデート]

各種報道機関がISISが犯行声明をだしたということですが、証拠が十分ないと今のところ言われています。ただ、本人はISISに対する忠誠を示していますから、焦点は、本人が自発的にやったのか、もしくはISISの指示でやったのか、あたりですね。

 

[アップデート] 父親の発言

Omar Mateen (オマルマティーン)は最近、同性愛者がキスをしているのを見て、大変怒っていた、と父親が発言しています。なお、父親は、オマルマティーンがこのような犯行を行うなんて想像もできず、世界中の皆と同様に驚いている、と発言しています。

 

[アップデート] 前の妻の発言

Omar Mateen [オマルマティーン]の前の妻が、メディアに登場し、Omar Mateen [オマルマティーン]のさらなる素顔が明らかに。BBCニュース(英語)の報道をまとめます。

 

前の妻がまとめたOmar Mateen [オマルマティーン]の特徴

  • 結婚数か月後、暴言をはくようになった
  • それから肉体的暴力をふるうようになった
  • 前の妻は危険を感じたが、家族にはいってはいけないという指示もうけた
  • 精神的に不安定な人物
  • 彼は警察になりたくてなろうとしていた。

 

というわけで、家庭内暴力=ドメスティックバイオレンス (DV)をしていた模様。以前から大変不安定な様子がうかがえます。幸いにもこの女性は、メディアの前に現在のフィアンセと共に勇気をもってでてきて発言してくれました。

 

[アップデート]: オマルマティーンが働いていたG4S Secure Solutionsがステートメントをだす(コメントをだす)。

G4S Secure Solutionsが大手警備会社であることは報道されています。G4S Secure Solutionsにとってもかなり手痛いニュースとなっているでしょうが、早速ステートメントをだしました。G4S Secure Solutionsからのオフィシャルのステートメント(英語)です。こちらを簡単にまとめると、

  • 警備会社としても大変なショックをうけている
  • 2007年と2013年に、身元調査をしたこと
  • しかしその時は懸念材料が見つかっていないこと
  • FBIの事情徴収もあったが、いわゆる発見事項がないことがG4Sに報告されていること
  • 現在全力で調査に協力していること

などが記されています。

 

[追記] 超巨大警備会社、G4Sは上場会社だ。

ちなみにですが、G4S Secure Solutionsというのは、G4S plcという会社の子会社です。そしてこのG4S plcという会社は、ロンドン証券取引所にも上場しているとてつもなく大きい警備会社です。どの指標を使うかにもよりますが、一般的には世界最大の警備会社といってもいいといわれるほどの大きさです。

売り上げは £6.4 billionということで、はい、とんでもない大きさです。G4S plcからオフィシャルの2015年度の決算書(英語)を貼っておきます。ご関心がおありの方は一読ください。

 

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]が暴走中の状況、そして客のコメント、クラブ側に明確な出口サインがなかったとの情報も

BBCニュース(英語)のほうに、、オマルマティーンが暴走した時の状況がでました。私の方で重要箇所を簡潔にまとめます。

  • オマルマティーンが犯行に及んだとき、クラブ内には300人以上の人がいた
  • クラブ内にいたJon Alamo (ジョンアラモ)氏によると、20,40,50発の銃の音が聞こえたとあり、音楽が止まった
  • Janiel  Gonzalez (ジャニエルゴンザレズ)氏によると、クラブ内はその時まさにカオス状態になり、叫ぶ人の、助けてくれ!という声が響いていたとのこと。
  • なお、Janiel  Gonzalez (ジャニエルゴンザレズ)氏は問題点も示唆しており、明確な出口のサインがクラブ内で見当たらず、どこへ行けばいいのかわからなかったとしています。

ナイトクラブで問題が起きたとき、出口というのが明確にされていないというのはよくある問題です。例えば火災などがおこったときに、外へ出られずに亡くなる方もけっこういます。今回は火災ではなくて銃撃というテロ行為でしたが、瞬時にどこへ行けばいいのかわからないという状況は、非常に危険といえます。

おそらくですが、この事件の状況がおさまったのち、今後は各ナイトクラブの出口サインのチェックなどが行われることだと思います。そして、こういったのが不明確なクラブ、つまり、緊急事態に安全でなさそうなクラブは、しばらく営業を停止させられる可能性があるでしょう。クリアしたのち、再び営業再開、となる。あくまで予想ですが、ただ、それぐらいやってもらわないと、利用者としても安全できないかと思います。

 

[アップデート] 亡くなった人の人数は50名から49名へと変更。

CNN(英語)によると、50名というのは、Omar Mateen [オマルマティーン]を含めた数字であったことが判明しました。よって、正確には50名ではなく、49名亡くなった犠牲者がいる、というのが正しいということです。なお、現在、共犯者、関係者がいたかどうかの捜査中、ということです。今後わかるでしょう。なお、Omar Mateen [オマルマティーン]が911へ電話した際、彼は冷静な様子だったとのことです。

 

[アップデート] オバマ大統領が、Omar Mateen [オマルマティーン]とISの関係性を示す明確な証拠は今のところないと発言!

BBC (英語)が報じたところによると、オバマ大統領はオマールマティーンとIS(イスラム国)の関係性を示す明確な証拠が今のところない、と発言。おそらく、懸念すべきホームグロウン過激主義の一種の例だろうとの見方を示しました。ちなみに、ホームグロウンテロは、あのフランスのテロ事件でも話題になった言葉です。

 

[アップデート] あまりにも悲惨で悲しすぎるエピソードの追加: 死の直前の最後の母とのやりとり、テキストメッセージ

[生々しい恐怖、悲しすぎる] お母さん、愛している: 死の直前に母と最期のテキストメッセージのやりとりをした被害者: 史上最悪のフロリダ州オーランドのテロ事件

を追加しました。ご参照ください。

 

[アップデート] 13日夜には、フランスで、ISISに忠誠を誓う男が登場、2名の犠牲者がでてしまいました。これに関しては、

[犯人の素顔が明らかに、更新中] フランスでもISISに忠誠を誓うテロ行為。公表された犯人はLarossi Abballa (25)、一体何者なのか。警察官とその妻が犠牲に。ホームグロウンテロリスト。以前からマークされていた。フェイスブックで実況中継していた?一体どうなってしまうのか。ユーロ2016の最中なので引き続き要警戒

を参照していただきたく思います。ISISに忠誠を誓うホームグロウンテロはちょっと勘弁してほしいですね。。。

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]、本人自身が同性愛者で、犯行数年前からこの同性愛者クラブを訪ねていた、という証言が得られた模様。目撃情報多数。

CNNから出たニュース(英語)では、Omar Mateen [オマルマティーン]は、数年前の以前から、何回かこのオーランドの同性愛者クラブを訪れていた、という目撃情報が何人かからあった、と紹介しています。

 

さらに、Jim Van Horn (ジムバンホーン)氏というこの同性愛者クラブの顧客が証言した話として、

Omar Mateen [オマルマティーン]は同性愛者であり、男を口説こうとしていた

と、報道しています。

 

また、クラブを訪れていたことなどに関して、公式の意見として、これらに関するコメントは得られていないものの、このような事実に関して、調査があったとはされています。

 

うーん、これが事実だと仮定して、では父親の同性愛者同士がキスをしていて、それに対して怒っていたという、あれは何だったのか。。。少し謎が深まってきました。

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]、同性愛者向けの出会い系アプリ使用か。また彼の父は、本当は彼が同性愛者だったと知っていたという証言も。

上記のアップデートに関連しますが、日経新聞が出した記事によれば、Omar Mateen [オマルマティーン]が同性愛者向けの出会い系アプリでやりとりしていたという証言があるとのこと。さらには、同記事で、Omar Mateen [オマルマティーン]の元妻の関係者が話すところによれば、Omar Mateen [オマルマティーン]の父は、元妻に対し、彼の息子がゲイだと話していたとの情報が。そして、同記事によれば、Omar Mateen [オマルマティーン]の父親は事件の翌日、フェイスブック上で、同性愛を禁じるイスラム教にのっとり、「同性愛は神が罰する」と投稿、そして、彼の息子自身が同性愛者を殺害すべきでなかったという見解を示したとのこと。

 

ちょっとある意味ややこしくなってきました。一度ここで少し整理しておくと、前のアップデート、複数の証言から考えても、Omar Mateen [オマルマティーン]が同性愛者であった可能性は高い。それは人それぞれの考えだから、別にいいでしょう。

 

ここでの問題は、なぜ同性愛者だった彼が、同性愛者クラブを今回狙ったのか。しかも、自分が訪ねていた店でもあるわけですから、ここがだいぶ謎なわけです。何か他の理由があるのか。

 

そして、これまでの報道を見る限り、彼の父親がもっと実は知っているかもしれない、という考えをする人もいるでしょう。しかし、可能性としてあるのは、彼の元妻の関係者が言っていることが、本当ではないかもしれない。この辺、もっと事実関係を詳しく調査していく必要があるでしょう。

 

[アップデート] ディズニーワールドの下見に関して

各種報道機関によれば、オマルマティーンは、ディズニーワールドの下見もしていた、とされています。ディズニーワールドが標的になれば、相当危なかったですね。。。ところで、ディズニー関連ニュースですが、このディズニーワールドでは、15日、ワニが出没する事件が起こっています。

[恐怖ニュース] なんとディズニーワールドのホテルの沼からワニが出現。2歳児を引きずり込む。2歳児の行方はいまだに不明。場所はあのフロリダ州、オーランド

ご関心ある方は、どうぞご覧ください。

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]の妻が告発される?

BBC(英語)によると、オマルマティーンの2番目の奥さんがどうもオマルマティーンの犯行を知っていた模様。そして、これに関して、警察に届け出をしなかったとのこと。何をどこまで知っていたかが焦点。

 

この妻は、場合によっては、”共犯者”とみられる可能性もありそうです。オマルマティーンがこの世にいない今、事情を知っている数少ない一人でしょう。

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]は犯行時、友人とCNNの関連会社に電話していた

CNN(英語)によると、オマルマティーンは犯行時に友人に電話したとのこと。さようならと言ったようです。FBIがこの友人と話したとのこと。また、オマルマティーンは、CNNの関連会社に電話して、おれが犯人だ、といって、ISのためにやっているといったとのこと。他に何か言いたいことはあるかと聞いたら、ないといって電話をきったとのこと。

 

[アップデート] Omar Mateen [オマルマティーン]は犯行時、妻にテキストメッセージをしていた

CNNによれば、オマルマティーンの妻は、犯行時、ニュースを見たかというテキストメッセージを受け取ったとのこと。また、愛していると妻はメッセージを送り、電話をしたがでなかった模様。

 

[アップデート] 襲撃直前のフェイスブックへの書き込み

6月19日の毎日新聞の記事によると、オマルマティーンは、犯行直前に、フェイスブックに

「お前らは女、子供を空爆で殺している」「イスラム国(IS)の復讐(ふくしゅう)を味わえ」。

 

と書き込んだとしています。

 

[アップデート] 幼少時から問題児

6月19日の毎日新聞の記事によると、幼少時から相当な問題だったとのこと。

地元紙によると、小・中学校で31回の素行不良が記録された。5年時には「銃を持ってきてみんな殺してやる」と発言して停学処分に。14歳の時には米同時多発テロ(2001年)が起きたのを喜び、首謀者のウサマ・ビンラディン容疑者は親族だとうそをつき、転校させられた。

 

これらのエピソードから、幼少時から自分のコントロールができなかったように思われます。

 

なお、上記毎日新聞に書かれてある通り、まだFBIから具体的な犯行の動機などがはっきりとは明かされていません。

 

[アップデート] FBIがオマールマティーンからの緊急電話の全文を公開

CNNによれば、FBIがオマールマティーンからの緊急電話を全文公開したと報道。

通話は2時48分、3時3分、3時24分の3回、計28分間に及んだ。マティーン容疑者はこの中で「イスラムの戦士」を名乗った。米国がシリアとイラクでの空爆を中止することを要求し、それが「今ここにいる理由だ」と述べた。

 

まぁ目新しい情報は特になく、だいたい知っている範囲の内容でした。なお、上記CNNによると、FBIは既に500人以上の関係者から話を聞き、正確な動機を調べているところとのことです。

 

[アップデート] オマールマティーンは実は犯行日に犯行現場である、ゲイクラブを訪れていた

CNNによると、オマールマティーンはなんと犯行日に一度ゲイクラブへ訪れ、料金を払って中に入っていたことが判明しました。どうもセキュリティーやカメラなどをチェックしていた模様。そして、一度家へ帰って、それから再び犯行現場である、ゲイクラブへと向かいました。

 

記事終わり。