ブリュッセル（ベルギー）連続テロ事件、前進か、それとも、ユーロ2016がターゲットなのか、両方なのか。
BBC（英語）によると、ベルギー警察は40名への取り調べ、大規模な家宅捜索を実施した後、12名のテロ容疑者を拘束したとのこと。捜索した時に武器などは見つかっていなかったとの報道。
ブリュッセル連続テロ事件がありましたが、その３カ月後に遂に進展しそうな様相です。
今後、IS (イスラム国)とのつながりなど、いろいろわかってくるかと思われます。
参考: ベルギー連続テロとは
復習しておくと、2016年3月22日にベルギーブリュッセルで起きたテロ事件のことです。ブリュッセル空港にて２回の爆発とその後マールベーク駅でも爆発がありました。IS (イスラム国)関連のテロです。32名の犠牲者がでてしまいました。邦人２名も負傷しました。
[アップデート]: ユーロ 2016 (サッカー欧州選手権)が標的？！
6月18日の東京新聞の記事によれば、なんとあのユーロ 2016 (サッカー欧州選手権)がターゲットだったとの見方もあるとのこと。
１８日に予定されるベルギー代表の試合に合わせ、テロを計画していた疑いがあるとの一部報道もある。
そして、疑いのある人たちがここ数日前から監視されていたとの報道。
さて、今回のテロは、３カ月前の連続爆破関連なのか、ユーロ 2016関連なのか、それとも両方なのか。これからの報道に注目です。そういえば18日はベルギー代表の試合。フランスでも厳戒態勢で臨んでほしく思います。ベルギーにいる方も要警戒してください。詳細が分かり次第アップデートいたします。
[アップデート] 当初報道機関の中では１２名逮捕と報じているところもありましたが、１２名は最初、逮捕ではなく拘束されていたとのこと。その後、ベルギー警察は、拘束されていた１２人のうち、3人を逮捕したとの報道。３人の逮捕された人物は
「サミル・Ｃ」（27）、「ムスタファ・Ｂ」（40）、「ジャワド・Ｂ」（29）
なお、上記日経新聞によれば、残り９名は解放された模様。