トランプ氏、公私混同疑惑、世界のせこい舛添氏とはレベルが違う。
世界の”せこい”舛添氏、退陣して数日経ちました。舛添氏は東京都民に説明責任が残っていると思うのですが、舛添氏は説明責任を果たさず。この状態ではもうメディアにでてくることもできないと思うのですが、これからどうするのでしょうか。さて、そんな舛添氏とはそもそもスケールの違う話が今回はでてきました。
トランプ氏の選挙資金は約5分の1が自分自身へと流れている
6月22日のCNNの記事から出たので、これをまとめ、考察していきます。CNNによれば、トランプ氏は、これまでの選挙資金の約5分の1を自身の事業に流しているということが分かったとしています。
トランプ陣営が当局に出した申告によると、1年前に出馬を表明してから現在までに支出した選挙費用のうち、トランプ氏の関連企業に支払っていた金額は総額約1100万ドル(約12億円)、全体の17%に上る。
選挙は自分自身の宣伝だけでなく、自分の会社の利益にもなる仕組みですね。ガチなビジネスマン。しかしスケールがでかい。
トランプ氏の公私混同疑惑の例
上記CNNでは、例として、
内訳は、党候補指名争いで何度も祝賀会場に使ったフロリダ州の会員制リゾート「マール・ア・ラーゴ」に42万ドル、専用機を利用しているTAG航空に460万ドル、次男エリック・トランプ氏が所有するワイン醸造会社に5000ドルなど。
など書いています。まぁこれはともかく、個人的にちょっとなぁと思うのは以下の点。
トランプ氏はこれまでの選挙戦でも、選挙集会で自分の会社の製品を売り込んだり
これは純粋な政治的な支援者としては、微妙かなぁとは思いますね。
舛添氏のクレヨンしんちゃんをこそこそ経費で落とすのとはレベルが違う
トランプ氏は選挙陣営を自分のホテルに集めて活動していたり、報道陣を自分が所有するゴルフ場へ集めたり、けっこうスケールのでかいことを議論の余地はあるとしても、”公然的に”やってます。
一方、せこいという言葉を世界へ広めた舛添氏は、こそこそとクレヨンしんちゃん買ってたり、家族と食べたものをこそこそと経費で落としていたり、公然性、スケールの点で、トランプ氏とは全く異なります。別に私はトランプ氏の支持者でも不支持者でもどちらでもありませんが、こういうものを見ていても、なぜか舛添氏の器の小ささというものを思い出してしまいます。
クリントン氏はトランプ氏の32倍の選挙資金をもっている。トランプ氏は正念場。
これは選挙が始まった当初からわかっていた話でもありますが、ここにきてやはり選挙資金の桁の違いが明確になってきた感があります。
6月21日の時事通信の記事によると、
連邦選挙委員会の報告書によると、トランプ氏が集めた選挙資金は130万ドル(約1億3500万円)なのに対し、クリントン氏は4200万ドル(約43億8000万円)以上と、約32倍の差がついた。
とのこと。トランプ氏はこれに対してキャッシュなんていくらでもあると強気ではありますが、徐々にこういったのがジャブとしてきいてくる可能性がありますね。
今後の資金繰りに注目。