イスラム国(IS)がラマダン中にテロをしている。今回はイラクの話。死傷者の拡大、続く。
概要
BBC(英語)によると、イラクのバグダッドで2日土曜日、イスラム国(IS)による爆弾テロが起きました。2回連続で起きたので、当初は2つともイスラム国(IS)による可能性が指摘されていましたが、2回の爆発のうち、1回はイスラム国(IS)が犯行声明をだしています。
連続爆弾テロ
最初にカラーダのレストランやショッピングセンター近郊で自爆テロがあり、その後もう一回爆発があった模様。
日経新聞によると、
複数のイラク当局者によると、バグダッドの商業地区で自動車爆弾によるとみられる爆発があり、78人が死亡、160人が負傷した。ISはイスラム教シーア派を狙ったと声明を出した。
バグダッド東部でも爆弾が爆発し、5人が死亡、16人が負傷した。このテロで犯行声明は出ていない
ということで、2つ爆発。1つはイスラム国(IS)が犯行声明をだしており、もう1つは犯行声明をだしていない。
被害者について
現在、少なくとも75名の死者がいる模様。けが人は100名いる模様。(ただこれはイスラム国による犯行声明がでたテロでの死者の人数)
[更新] 死者79名以上に変更
上記BBCニュースによれば、少なくとも79名の死者、131名の負傷者と被害が拡大しています。(ただこれはイスラム国による犯行声明がでたテロでの死者の人数)
[更新] 死者125名以上へと拡大
BBC(英語)によると、死者が少なくとも125名へと拡大、負傷者は150名以上いるとのこと。
犯人について
イスラム国犯行声明を出す
日経新聞によると、2つの爆弾のうち1つはイスラム国が犯行声明をだしたとのこと。
- うち1件について過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。
- イラク軍が先月下旬、中部の要衝ファルージャを奪還しており、ISによる報復の可能性がある。
イスラム国が今回テロをした理由
日経新聞によれば、シーア派を狙ったテロとのこと。
ISは声明で、イスラム教シーア派を標的にしたと主張
スンニ派の過激派であるISはシーア派を敵視
バグダッドなどでシーア派住民を狙ったテロを重ねている