メイ新首相が13日、遂に就任しました。
エリザベス女王の任命を受ける
日経新聞によれば、テリーザ・メイ内相(59)は、バッキンガム宮殿を訪れ、エリザベス女王より任命を受け、首相になったとのこと。エリザベス女王からは、政権づくりに着手するよう指示を受けたとのこと。英国女性の誕生は故サッチャー氏以来26年ぶり2人目とのこと。
バッキンガム宮殿を訪れ、エリザベス女王から政権づくりに着手するよう指示
英国で女性首相の誕生は故サッチャー氏以来26年ぶり2人目
遂に誕生しました。メイ新首相。それにしてもサッチャー氏誕生は26年も前だったんですね。時が経つのは早いものです。この件に追っているなかで、キャメロン氏のメイ氏へのバトンタッチの速さには驚かされましたが、速いテンポで新たな首相が誕生したことで、良かったと思います。
メイ新首相、就任演説で言ったこと
ロイターによると、メイ氏はダウニング街の首相官邸前で就任後初となる演説を行ったとのこと。メイ氏は、就任演説にて、
先の国民投票での欧州連合(EU)離脱決定を受け、国としての新たな役割を構築していく
国民投票を経て、われわれは未曾有(みぞう)の変化の時を迎えている
グレート・ブリテンだからこそ、われわれは困難に立ち向かっていける
EUを離脱し、国際社会において大胆かつ新しい、前向きな役割を築いていこう
一握りの特権階級のための英国ではなく、万人が利するような英国をつくり上げていこう
といった内容を語ったとしています。つまり、EU離脱を前提として、そのうえで、新たな英国としての役割を構築していこう、と語っています。演説ではメイ首相らしさがでていました。今後の彼女が担う職務は重責ですが、期待しています。
次の首相、テリーザ・メイ内相について
メイ内相は、イングランド銀行を経たのち、政界へ来ました。1997年に初当選なので、政治のキャリアではもうすぐ20年目になります。彼女はEU残留ではありましたが、移民の問題やら、テロの問題などにはきちんと理解を示し、いろいろ活動もしていました。
そういう意味でも、いろんな層の人に支持される傾向にもあります。ファッションセンスも抜群。EU離脱の通告はすぐしないともいっています。
安定したかじ取りに期待がかかっています。