一風堂、ミャンマーへ。
一風堂ミャンマー出店へ
日経新聞によれば、博多一風堂を運営する源ホールディングスが2017年にもミャンマーに進出するとのこと。既にミャンマーにて食品の輸入、販売を手掛けるシンガポール・ミャンマー・インベストとライセンス契約を結んだとのこと。候補地も既に複数あるとのこと。ミャンマーは経済成長が著しく国民の所得増も見込めるので出店とのこと。
源ホールディングス(福岡市、清宮俊之社長)
2017年春にもミャンマーに出店
6月末、ミャンマーで飲食業や食品の輸入・販売などを手掛ける、シンガポール・ミャンマー・インベストコ(シンガポール)とライセンス契約
既に複数の候補地があり来春にも1店目を開店
ミャンマーは経済成長が著しく国民の所得増も見込める
一風堂のライセンス契約という挑戦の仕方はなかなかおもしろい
上記日経新聞によれば、一風堂はシンガポール・ミャンマー・インベストにミャンマーでの事業展開を委託、ライセンス料を受け取るとのこと。
同社にミャンマーでの事業展開を委託
ライセンス料
まず、なんでシンガポールの会社やねんですが、これは投資会社ですが、まぁシンガポールとミャンマーは結びつきが強いからですね。ちなみに、シンガポールにはミャンマー人たくさんいるでしょう。高所得者かどうかは別の話ですが。
で、今回おもしろいのは、この投資会社に事業展開を委託しちゃってる点です。まぁ一風堂の源ホールディングスって会社は、こういった挑戦をけっこうよくします。例えば、今年、中国にて、中国進出ラーメン店に食材を提供するっていうビジネスの展開を始めました。日経新聞によれば、
中国の食品大手、龍大食品集団(山東省)と技術ライセンス契約を締結
チャーシューや麺の製造技術を提供し、高品質な具材を供給できるようにする
ちなみに、これも、ライセンス契約。今回のはもっとシンプルなライセンス契約ですが、とりあえずただ単に出店するっていうわけではなく、なかなかおもしろいやり方をするでしょう。
ミャンマー投資はどうなのか
ミャンマー。経済成長中の国です。ただ、いろいろ難しい。現に、今回一風堂のライセンス契約締結先である、シンガポール・ミャンマー・インベストコ社の社長が昨年そういっています。日経新聞によれば、通貨や法的枠組みの懸念より、まだ金融機関はミャンマー投資を少しためらっているといっています。
投資会社シンガポール・ミャンマー・インベストコのマーク・ベディンガム社長
通貨や資産、法的枠組みに関する懸念
多くの銀行など金融機関はまだミャンマーへの投資を支えるのを少しためらっている
そんな中で、一風堂が挑戦していくわけです。挑戦するものは応援しましょう。それではまた!