公立学校内閣とは。
メイ氏の主要閣僚については、こちらの記事で扱っています。こちらの記事でも扱いましたが、この件に関して今回は別途記事を書きます。
メイ氏の公立学校内閣
日経新聞によると、デイリー・テレグラフはメイ氏の公立学校内閣という見出しを付けたとのこと。理由は、英国のエリートは私立学校出身者が多いのに対し、今回は閣僚の7割が公立高校出身であるからというもの。メイ氏自身がそうであるとのこと。格差是正を強調している見方も。
- デイリー・テレグラフは1面で「メイ氏の公立学校内閣」の見出し
- 英国のエリートには私立の寄宿学校出身者が多く、閣僚の7割が公立高校出身
- メイ氏自身、父親が英国国教会の牧師という一般家庭から公立学校に進んだ
- 格差の是正と庶民への配慮を強調
これは非常におもしろい指摘。というのは、イギリスってのはエリート層が普通にいるわけです。パブリックスクール(私立のエリート校)、これがエリートへの道ですから、今回は閣僚の7割は、そっち系出身でなかったとみていいでしょう。
というか、この様な新聞の見出しの時点で、やはり意識している人が多いということでもあります。メイ氏は明らかに庶民感覚を意識していますね。メイ氏が公立高校出身というのも大きな要因でしょう。
私も、ど田舎の県立高校出身なんで、ちょっと共感が持てます。ともかく結果さえ残してくれれば、公立学校内閣でもいいじゃないですか。
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