また拘束か。

産経新聞によると、今月１１日から北京を訪問していた日中交流団体関係者の日本人男性が中国当局に拘束されている可能性があるとのこと。容疑は不明。スパイ行為に関与した疑いをもたれている可能性があるとのこと。この男性は１５日までの帰国予定であったが帰国せず、携帯電話もつながらない状態とのこと。

最近この手のニュースがけっこう多いですね。行って説明なしに拘束されて帰ってこれないのはしんどい。最近のこの手のニュースは下記。

上記産経新聞によると、昨年５－６月、スパイ行為に関わったとして、日本人の男女４人を拘束したとのこと。その後、国家安全危害容疑などで逮捕とのこと。さらに、今年５月には愛知県の５０代の男性が中国当局に起訴されていたとのこと。

この愛知の男性は罪名さえも明らかにされていないんですよね。説明なしで他国民を拘束するのはどうかと。

[更新] 菅官房長官が日本人が中国で拘束されていると会見

日経新聞によると、菅官房長官は２８日の記者会見で、中国で日本人男性１人が拘束されていると明らかにしたとのこと。詳細については事柄の性質上、コメントは控えたいとのこと。

日本人に限らず、中国は自国にとって”何らかの”脅威と感じる人物は拘束してしまう

例えば先日は香港書店の店長が８カ月間もの間、拘束下にありました。この方は、禁書販売に関わることで拘束されていました。なお、この方は、歯ブラシ自殺さえできないように、徹底的に監視が行われていたようです。

こういうのを見た後では、日本人で拘束されている人も、正直どのような状況下にあるかなんて誰にも分らないでしょう。

中国にはきちんと拘束する理由を説明してもらいたいものです。また、日本人に対する人権侵害が行われていないことを祈るのみです。