PCが使えなくなり、身代金の要求。
身代金の新たな別の形・・・ランサムウェア
先日、F1グランプリCEOの義母がブラジルで誘拐され、身代金を要求、解放されたという事件について扱いました。こちらは人を誘拐して身代金を要求するという話でした。
しかし、今や、別の形の誘拐身代金があるわけです。しかも、多くが身代金要求に応じるというもの。今回はそういう話です。
PCをロックし、ファイルが使えなくなる。そして身代金の要求するプログラム、それがランサム(身代金)ウエアだ。
そもそもランサム(身代金)ウエアという言葉を聞いたことがない方もけっこういるかもしれません。まずはここから入りましょう。
情報セキュリティーのトレンドマイクロの定義によると、ランサムウェアとは、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって、使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに身代金を要求する不正プログラムのこと、とのこと。別名、身代金要求型不正プログラムとのこと。
感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラム
身代金要求型不正プログラムとも
そうです。皆様方のPCがウイルス感染し、使えなくなってしまうわけです。で、元に戻すから、金よこせや、というとんでもないプログラムです。
ランサム(身代金)ウエアの国内被害企業のうち、6割が犯人の要求に応じている
1日の日経経新聞によると、トレンドマイクロが発表した調査結果によると、ランサム(身代金)ウエアの被害にあった国内企業のうち、6割が犯人の要求に応じたとのこと。
1000万円以上の身代金を支払ったケースもあったとのこと。調査では534社を対象に6月に実施。うち134社が攻撃を受け、99社ではパソコンやサーバーが感染。
使えなくなったとのこと。被害企業のうち、6割の62社が犯人の要求に応じたとのこと。
情報セキュリティー大手のトレンドマイクロ
「ランサム(身代金)ウエア」の被害に遭った国内企業のうち、6割が犯人の要求に応じたとする調査結果を発表
1000万円以上の「身代金」を支払ったケースも
534社を対象に6月に実施
攻撃を受けた経験があるのは134社
うち99社はパソコンやサーバーが感染し、データが使用不能
被害企業のうち犯人の要求に応じた会社は6割の62社
こんなにも多くの企業が身代金に応じているとは。。。ただ、これは本当に難しい話なわけです。
だって、根本的な問題として、身代金に応じて、本当にデータを修復してもらえるのか、という話がありますよね。相手は、そもそも信用できん連中でしょう。
ただ、この6割という数字を見る限り、もうどうしてもデータの修復をしないと困ってどうにもならんという企業がそれだけ多いともいえるのかもしれません。
ランサム(身代金)ウエアの身代金の額は
上記にも書いたように、1000万円以上の身代金を支払ったケースもあるとのことですが、身代金が300万円以上だった企業は過半数の58%だったとのこと。
身代金が300万円以上だった企業は過半数の58%
セキュリティー対策は予めする
意味不明なメールは開けないのは基本中の基本。添付ファイルの類にも気を付けないといけません(意味不明な添付ファイルはのぞかない)。ウイルス感染しないように対策、及び、感染後の対策も会社として常に考えておきたいところ。
ウイルスソフトが最新の状態になっているというのも重要なポイントです。
市販のソフト以外でも、いろいろウイルスに対して対策を始めてる企業も出てきています。
一度手遅れになる前に、専門家に相談しておくことをオススメします。