健康であればポイントが増えて商品と交換できる。
サントリーホールディングスが健康への取り組みや働き方の改善に応じて従業員にポイントを付与する仕組みを導入する
日経新聞によると、サントリーホールディングスは9月中旬から、健康への取り組みや働き方の改善に応じて従業員にポイントを付与する仕組みを導入するとのこと。グループの従業員約8500人が対象とのこと。
サントリーホールディングスは9月中旬から、健康への取り組みや働き方の改善に応じて従業員にポイントを付与する仕組みを導入する
グループの従業員約8500人が対象
健康を促すポイント制度導入。健康志向の人が多くなってきましたが、企業としてもこれを後押ししてしまおうというこの制度。
めんどくさいなぁと思っている従業員もいるのかもしれませんが、反面、うれしいなぁと思っている面もあるでしょう。
以下、具体的にどのようにこのポイント制が機能するのかを見てみます。
サントリーの健康を促すポイント制度とはどのようなものか。スマホで目標など管理し、達成すればポイントがたまるようにする。
上記日経新聞によると、専用サイトとスマートフォンアプリで従業員が個別に歩数や体重・血圧などを入力するとのこと。
生活習慣の改善に向けた目標の設定・管理も可能とし、達成すればポイントがたまるようにするとのこと。
従業員の健康を促すポイント制度の導入は珍しいとのこと。
専用サイトとスマートフォンアプリで従業員が個別に歩数や体重・血圧などを入力する
生活習慣の改善に向けた目標の設定・管理も可能
達成すればポイントがたまるようにする
従業員の健康を促すポイント制度の導入は珍しい
スマホで管理して自分の身体にあった目標設定などもできるわけです。こういう便利な時代だからこそできることでもあります。
まぁ自分でこれをやろうと思ってもなかなか忙しさを理由にやらなくなってしまう人も多いかもしれません。会社で取り組むと、意識の変化がずいぶんあるのは間違いないでしょう。
サントリーの健康ポイント付与の具体例
上記日経新聞によると、ポイント付与の項目は「健康診断の受診で300ポイント」「一日1万歩以上で10ポイント」のほか、健康に関するセミナーへの参加など幅広く用意するとのこと。
たまったポイントは3000~5000ポイントを中心に自社グループの特定保険用食品(トクホ)飲料や食品、家電製品などと交換できるとのこと。
ポイント付与の項目は「健康診断の受診で300ポイント」「一日1万歩以上で10ポイント」のほか、健康に関するセミナーへの参加など幅広く用意
たまったポイントは3000~5000ポイントを中心に自社グループの特定保健用食品(トクホ)飲料や食品、家電製品などと交換できる
健康受診すればポイントがたまる。1万歩以上で10ポイント。そしてそれが商品と交換ができる。おもしろすぎますね。
歩きのほうは1日10ポイント。ほんのちょっとしたポイントではありますが、継続的にやっていく人はけっこうな差になりますね。
あと、当然といえば当然ですが、グループ企業の商品をしっかり商品として使ってるという点が、まぁさすがですね。
サントリーHDは健康経営に取り組んでいる。健康を促すポイント制度は、健康経営に取り組むサントリーらしさがでた。
上記日経新聞によると、サントリーHDは従業員の健康管理に積極的に関わる「健康経営」に取り組んでいるとのこと。
年休は2018年までに平均取得日数を現状の11日から16日以上に増やす目標を掲げており、ポイント制度の導入などで達成を目指すとのこと。
医療費の削減による健康保険組合への保険料支出を抑えられる効果も見込んでいるとのこと。
サントリーHDは従業員の健康管理に積極的に関わる「健康経営」に取り組んでいる
年休は2018年までに平均取得日数を現状の11日から16日以上に増やす目標を掲げており、ポイント制度の導入などで達成を目指す
医療費の削減による健康保険組合への保険料支出を抑えられる効果も見込んでいる
健康経営を掲げるサントリー。ちなみに、サントリーのホームページによると、サントリーのお台場オフィス、大阪オフィスには、ヘルスケアルームがあります。
国家資格を有するヘルスキーパーがマッサージや指圧などしてくれるそうです。これは個人的にはめっちゃいいと思いますね。
会社としても健康経営を目指していれば、従業員も健康意識が高まるでしょう。健康あっての仕事。いい取り組みだと思います。