シュタインマイヤー氏がドイツ大統領に。

 

ドイツ大統領にシュタインマイヤー氏。

Bild(ドイツ語)によると、ドイツ大統領はシュタインマイヤー氏に決定したとのこと。シュタインマイヤー氏は前外相

 

 

豆知識: シュタインマイヤー新大統領は、ガウク大統領の後任。ガウク大統領は高齢を理由に退任へ。ガウク大統領は難民受け入れ寛容派。ドイツの大統領は儀礼的な存在だが、以前汚職問題があった大統領がいたので、安定した仕事が求められる。

以前、ガウク大統領について記事を書きました。

 

ガウク大統領は既に77歳高齢を理由に退任されます。

 

ドイツの大統領はあくまで儀礼的な存在ではあります。ドイツの大統領は以前に汚職問題(超低金利融資問題)を起こした方がいました。これは大きな問題として取り上げられ、だからこそ、安定的な仕事ができる方が必要とされています

 

前回の記事でも書きましたが、ガウク大統領は元牧師であり、演説もなかなかうまく、特に悪い噂も聞きませんでした。難民に寛容なことでも知られていました。安定していましたね。

 

 

大統領になるシュタインマイヤー氏は前外相。931票取り、圧勝。シュタインマイヤー氏は社会民主党(SPD)出身。社会民主党出身が大統領になることで、安定的なメルケル政権作りを目指しているか。

上記Bildによると、シュタインマイヤー氏ですが、今回931票とりました。

 

なお、2位はブッターヴェッゲ氏で、128票となってます。つまり、圧勝です。といっても、この勝利は既に選挙する前からわかっていたことですが。

 

なお、シュタインマイヤー氏は社会民主党出身です。ここがポイント。社会民主党はメルケル首相の党と連立組んでる党。

 

これはつまり、今後もうまく連立組んでいこうよ、つまり、安定的なメルケル政権作りをしようよ、というメッセージにも見て取れます。結局、メルケル首相は社会民主党に協力してもらうことが必要不可欠なわけです。

 

 

シュタインマイヤー次期大統領は、トランプ氏に批判的な発言をしたことでも知られている。シュタインマイヤーは外交の超ベテラン。ウクライナ危機の際も仲介役として活躍。どのような演説をするのかにも注目が集まる。

なお、シュタインマイヤー氏は外相歴が長く、外交の超ベテランです。ウクライナ危機があった際は、ロシアとウクライナの仲介役にうまくまわりました。

 

そんな外交の超ベテランのシュタインマイヤー氏ですが、トランプ氏に対して批判的な発言もしています。言うことはきっちり言う姿勢は評価していいと思います。

 

外相としては頼もしい方だったといえるでしょう。

 

大統領になって、どのような演説をするのか、要注目です。

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