ロボスーツを使った難病治療を保障。
大同生命とサイバーダインの提携は以前話題になりましたが、遂にHALを使った保険商品が始まります。
大同生命保険とサイバーダインが、「HAL」を使った難病治療の保障付き保険商品の取り扱いを始める。HALを使った歩行訓練などにかかる治療費保障へ。
日経新聞によると、大同生命保険は筑波大学発ベンチャー、サイバーダインと共同で、同社が開発した装着型ロボット「HAL」を使った難病治療の保障付き保険商品の取り扱いを7月から始めるとのこと。
通常の医療保険に特約として無料で加えることができ、HALを使った歩行訓練などにかかる治療費が保障されるとのこと。
大同生命保険は筑波大学発ベンチャー、サイバーダインと共同で、同社が開発した装着型ロボット「HAL」を使った難病治療の保障付き保険商品の取り扱いを7月から始める
通常の医療保険に特約として無料で加えることができ、HALを使った歩行訓練などにかかる治療費が保障される
豆知識: 大同生命保険とサイバーダインは2016年に業務提携、めざしていた2017年9月までの商品化に間に合った。難病治療、負担を少しでも軽減するための試み。サイバーダインはAIGとも業務提携しており、今後この種の保険は増えていくかもしれない。
大同生命保険とサイバーダインは、2016年に業務提携しています。
この際両社がめざしていたのは、2017年9月までの商品化。
今回、保険の取り扱いは7月からということですから、これに間に合った形になります。
大同生命は中堅生保ですが、いち早くHALに目を付け、サイバーダインと業務提携をしてきたことは評価に値します。
なお、大同生命に続き、AIGジャパンもその後、サイバーダインと業務提携をしています。
今後は、HAL関連の保険も徐々に増えていくかもしれません。
ところでHALとはいったい何か。HALはサイバーダインが開発したロボットスーツです。
上記日経新聞によると、HALは筋ジストロフィーやALS(筋萎縮性側索硬化症)などの治療、歩行訓練などの医療現場での活用が期待されているとのこと。
HALは筋ジストロフィーやALS(筋萎縮性側索硬化症)などの治療、歩行訓練などの医療現場での活用が期待されている
HALというロボットスーツは、難病患者の歩行を助ける機器です。
大同生命に関しては、HAL関連保険の先駆者。経験値も積んでいき、難病治療のための保険を今後も多く開発していただきたく思います。
最後に、この医療保険はどのようにつけることができるのか、もう少し具体的に見ておきましょう。
大同生命保険とサイバーダインのHALを使った難病治療の保証付き保険商品、6歳から加入できる医療保険に「HALプラス特約」を無料で付けられる。すでに大同生命の医療保険に加入している人も付加できる。
上記日経新聞によると、6歳から加入できる医療保険に「HALプラス特約」を無料で付けられるとのこと。
新たに契約する顧客だけでなく、すでに大同生命の医療保険に加入している人も付加でき、既存の契約者には秋ごろまでに案内するとのこと。
今回のHALプラス特約が大同生命とサイバーダインの連携第1弾の商品となり、今後も開発を進めていくとのこと。
6歳から加入できる医療保険に「HALプラス特約」を無料で付けられる
新たに契約する顧客だけでなく、すでに大同生命の医療保険に加入している人も付加でき、既存の契約者には秋ごろまでに案内する
今回のHALプラス特約が連携第1弾の商品となり、今後も開発を進めていく
この保険の売れ行きはどうか、要注目です。