[ハーバード卒、欧米寄り女性] モルドバでナタリア・ガブリリツァ氏が首相に。これでモルドバは首相も大統領もハーバード卒女性、親EU派、欧米寄りになった。どうするロシア?

ロシアには少々やっかいな状況か。

 

今回は、モルドバで親EU派の女性が首相に就任したという話。モルドバの大統領と一緒に解説します。

 

さてさて、ロシアはどう動くでしょうか。

 

 

モルドバでナタリア・ガブリリツァ首相就任。43歳。

8月6日にロイターなどが報じたところ、モルドバでナタリア・ガブリリツァ新首相が就任したとのこと。43歳。

 

ちなみに、こちらがナタリア・バブリリツァ首相の公式の写真です。

 

モルドバ人ぽい顔してると思います。

 

ガブリリツァ首相のモルドバはウクライナの隣。旧ソ連。親ロシアと親EUで意見が分かれる。

ちなみに、モルドバって国ですけど、これはウクライナの西側にある国です。

 

ウクライナもそうですけど、モルドバも親ロシア派と親EU派があります。これは、モルドバが旧ソ連だからです。いまだにロシアの影響があるんですね。

 

モルドバは東欧の小国なんですけど、ロシア側につきたい人と、EU側につきたい人に分かれており、難しい立ち位置の国であります。

 

 

ナタリア・ガブリリツァ首相はハーバード卒、親EU派。マイア・サンドゥ大統領もハーバード卒、親EU派。EU派というより、親欧米派。ルーマニア寄りでもある。行動連帯党(PAS)。

そんでもって、今回のガブリリツァ首相は、親EU派です。ちなみに、ガブリリツァ首相はハーバード卒の女性です。

 

さらに豆知識でおもしろいことを付け加えると、モルドバの大統領はマイア・サンドゥ大統領っていいますけど、この人も、ハーバード卒、親EU派の女性です。

 

というか、元々はマイア・サンドゥ大統領が最初に大統領に就任しているわけで、それからナタリア・ガブリリツァ首相が選ばれてるわけで、マイア・サンドゥ大統領が中心となり、親EU派になってるわけですね。

 

まぁ、ハーバードって意味では、親EUというより、親欧米派といった方が正しいかもしれませんね。というのは、間違いなくアメリカの意向は汲むでしょうから。

 

というわけで、モルドバの権力者は、両方とも「ハーバード卒、親EU派(親欧米派)、女性」、の3つのキーワードがそろいました。

 

ちなみに政党は、PASっていう政党に属してますけど、PASはPartidul Acțiune și Solidaritateの頭文字で、日本語だと「行動と連帯党」、もしくは「行動連帯党」と直訳されます。

 

モルドバって国は汚職がひどいんで、汚職撲滅を目指しています

 

モルドバはどう欧米に接近するか、またロシアはどう行動してくるかに要注目です。

スポンサーリンク