テロ実行犯を1月に取り逃がす
7月10日のロイターの報道によると、警察は今年1月、バングラデシュ襲撃事件の実行犯の一人、シャフィクル・イスラム・ウジョル容疑者(26)を拘束するため、家宅捜索をしましたが、取り逃がしていたとのこと。容疑は不明ですが、イスラム協会(JI)との関連を調べる目的だったようです。
実行犯の1人シャフィクル・イスラム・ウジョル容疑者(26)を拘束するため、警察が今年1月に容疑者宅を家宅捜索した
取り逃がしていたことが10日までに分かった
イスラム政党「イスラム協会(JI)」の過激活動家との関連を調べる目的だったとみられる
ただ、産経新聞を見ると、捜索直前に姿を消していたとありますから、警察の動きがもっと早ければという話だったということでいいでしょうか。
ウジョル容疑者は捜索直前に姿を消しており、拘束されなかった。
シャフィクル・イスラム・ウジョル容疑者(26)とは
東京新聞によれば、シャフィクル・イスラム・ウジョル容疑者は、北部ボグラの貧しい農家の出身。
産経新聞によると、ダッカの私立学校で働いており、同僚にイスラム協会(JI)の過激活動家がいたようです。
ウジョル容疑者が働いていたダッカの私立学校
「イスラム協会(JI)」の過激活動家との関連
なお、今回のテロで射殺された犯人5名のうち、3名は富裕層、2名は貧しい農家出身です。それが今回の事件の特色でもあります。
なお、上記産経新聞によると、JMBを支援していたということで、ダッカの私立学校の理科教師、ヌル・モハマド容疑者は既に逮捕されており、このヌル・モハマド容疑者とウジュル容疑者は懇意にしていたようです。
両容疑者は懇意だった
早く事件の全容が明らかになるといいですね。
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