今日は感動の話、オカタイです。
感動することほど貴重な体験はないといってもいいでしょう。そんな感動を、大切な人にプレゼントすることができると、素敵ですね。
感動をプレゼントするには何が必要でしょうか。それは、相手の気持ちを察すること。そして、行動すること。シンプルです。
では逆に、感動をプレゼントするのを阻害するものは何でしょうか。それは、プレゼントの見返りを期待することです。
感動をプレゼントするのに必要なこと
感動をプレゼントするには、相手の気持ちを察し、行動するだけ。感動は思いやりの気持ちから来るものでもあります。
だから、相手の心境を考えることが必要です。
私が最近感動した例
私がここ最近で受け取った感動体験を共有したいと思います。
私がドイツで働いていたとき。あるパーティーで、ある人に出会いました。その方とは、カメラのNikonドイツ社長、田中秀彦さん。
田中さんとは会った時から意気投合しました。いろいろ人生の先輩として、時々アドバイスしてくださることもありました。
そんなこんなで日々が過ぎ、ある日、私はサラリーマンを辞めて、自らの道を歩む決断をしました。
こういう決断を、応援してくれる人もいれば、応援してくれない人もいます。また、どうでもいいとノータッチの人もいます。
正直、意見を持つのは人それぞれなので、私がとやかく言うことではないでしょう。
しかしながら、ここで応援をしてくれた方の中で、特に生涯残るような、素敵な応援をしてくれた方がいました。
それが田中さんです。
私のプロフィールの写真ありますよね。
実はこの写真、田中さん自らがニコンのカメラで撮影してくれたものです。
私は撮影してくれなんて一言もお願いしていません。
しかし、田中さんは私が我が道を行くと言った後、こう言ってくださりました。
「岡本さんは会社を辞めて、今後は個人プレーヤーとしての人生を模索するとのこと。もしお時間あれば、激励の意味も込めて、ぜひとも写真撮影会を実施したい。」
これはビジネスではなく、田中さんが無償で私にしてくれたことです。
私たちの間の信頼関係以上に、田中さんの純粋に応援してあげようという気持ちがあったからこそ、こういうことを言ってくれたのだと思います。
そして、写真撮影後、田中さんはこう言いました。
「今後は、岡本さんの一ファンとして、岡本さんを陰ながら応援しています。」
私のような若造にここまでしてくれる方がいるのです。この田中さんの一連の行為は、私に大変な感動を与えてくれました。
そして、この日から私はニコンという会社が好きになりました。
プレゼントの見返りは期待しない
人間というのは、賢いもので、損得で動くと、分かってしまうものです。
だからこそ、プレゼントの見返りなど期待せず、大切な人には、純粋に感動を与えるということが重要なのです。
リターンは、いつの日かくる、程度でしょう。
真の感動を受け取った人間は、それを忘れることはないでしょう。私も、田中さんがしてくれたことは覚えています。
私なりの恩返しの方法。私ができることは、田中さんのエピソードを共有すること。
田中さんはご存知ないと思いますが、今、私のブログにはかなりの数の読者様がおり、この数は増え続けています。そういった方々に、田中さんのエピソードを読んでいただく。
そして、将来的には、田中さんの知り合いの方から、田中さんの耳にこのエピソードが届く日が来れば、田中さんにもきっと喜んでいただけると思っています。
皆様も、大切な人に損得なしで感動を与えてあげてください。とてもよい気分になりますよ。それでは!
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