東芝も遂に自動運転参入。
東芝が自動運転車向けシステムに参入。名古屋大学と東芝の画像認識用のシステムLSI(大規模集積回路)を使い障害物を回避する仕組みを開発。
日経新聞によると、東芝は自動運転車向けシステムに参入するとのこと。名古屋大学と共同で、東芝の画像認識用のシステムLSI(大規模集積回路)を使い障害物を回避する仕組みを開発したとのこと。
東芝は自動運転車向けシステムに参入
名古屋大学と共同で、東芝の画像認識用のシステムLSI(大規模集積回路)を使い障害物を回避する仕組みを開発した
東芝が本格的に自動運転に参入します。パナソニックなどライバル各社はけっこう前から自動運転に既に参入していたので、東芝はいつ参入するのかと思っていましたが、ここへきて東芝の登場です。
東芝はいつ自動運転車向けシステムの実用化を目指すのか
上記日経新聞によると、2020年までに実用化し、自動車部品メーカーなどに売るとのこと。
2020年までに実用化し、自動車部品メーカーなどに売る
2020年というと、各社が自動運転を本格化させる時期です。東芝の参戦は一見遅れたかにも見えましたが、2020年に間に合わせてきます。東芝はおそらく、以前から将来的な自動運転参入を目論んでいたのでしょう。
東芝は、自動運転参入において、得意とする画像処理の半導体などの技術を生かす
上記日経新聞によると、東芝は得意とする画像処理の半導体などの技術を生かした省電力で低コストのシステムとして一括提供し、競合他社との違いを出すとのこと
東芝は得意とする画像処理の半導体などの技術を生かした省電力で低コストのシステムとして一括提供
競合他社との違いを出す
得意の半導体でましたね。半導体については下記。
東芝の半導体は好調。多少東芝に心の余裕ができてきて、自動運転参入にもつながった面はあるか。
今日の東芝の主力は半導体。最近調子がいいですね。先日にも書いたように、これは数字にも表れてます。
東芝は、2016年4-9月期の連結営業損益が700億円の黒字に回復する見通しだと先日発表しています。主力の半導体が好調だったりしています。
そんなわけで、東芝自身、少し余裕がでてきて今回の自動運転参入につながったという一面もあるかとは思います。
東芝は会計不祥事後に不採算事業を整理、自動運転分野は市場拡大を見込み、重点分野とするつもりか。
上記日経新聞によると、東芝は会計不祥事後に不採算事業の整理を進めているとのこと。この中で世界の自動車大手が前倒しで実用化を進める自動運転分野は市場拡大が見込めるとみるとのこと。
一方で財務体質の改善という課題も抱えており、半導体やマイコンなど自社技術を活用して、投資額を抑えつつ新たな収益源を育てるとのこと。
東芝は会計不祥事後に不採算事業の整理を進めている
この中で世界の自動車大手が前倒しで実用化を進める自動運転分野は市場拡大が見込めるとみる
一方で財務体質の改善という課題も抱えており、半導体やマイコンなど自社技術を活用して、投資額を抑えつつ新たな収益源を育てる
半導体あたりでいい技術を持ってるなら、それを融合させるのは大変理に適っていると思います。
東芝が開発した自動運転車向けシステムとは
上記日経新聞によると、開発したのは単眼カメラとレーザー式のセンサーと、東芝の車載向けシステムLSIの最新版「ビスコンティ4」を組み合わせたシステムとのこと。ビスコンティ4は暗闇での物体の認識や距離や高さなどの情報をつかめるのが特徴とのこと。
開発したのは単眼カメラとレーザー式のセンサーと、東芝の車載向けシステムLSIの最新版「ビスコンティ4」を組み合わせたシステム
ビスコンティ4は暗闇での物体の認識や距離や高さなどの情報をつかめるのが特徴
東芝のシステムでどのように自動運転ができるようになるのか、その流れは
上記日経新聞によると、まずビスコンティがカメラの画像を処理し、静止物の方向や距離を3次元で計測するとのこと。レーザー式センサーによる情報も統合して精度を高めるとのこと。最終的に障害物の配置を示す地図を作り、障害物を回避する通り道を示すとのこと。そのデータをもとに安全に自動運転ができるようにするとのこと。
まずビスコンティがカメラの画像を処理し、静止物の方向や距離を3次元で計測する
レーザー式センサーによる情報も統合して精度を高める
最終的に障害物の配置を示す地図を作り、障害物を回避する通り道を示す
そのデータをもとに安全に自動運転ができるようにする
東芝は自動運転で、アイサンテクノロジーやティアフォーと協力し、実証実験を始めた
上記日経新聞によると、愛知県内の公道を使った実証実験を始めたとのこと。同実験では3次元地図のアイサンテクノロジーや自動運転技術開発のベンチャー、ティアフォー(名古屋市)も協力するとのこと。
愛知県内の公道を使った実証実験を始めた
同実験では3次元地図のアイサンテクノロジーや自動運転技術開発のベンチャー、ティアフォー(名古屋市)も協力
さて、東芝の自動運転参入という話でしたが、このプロジェクトがどれぐらいの規模に発展するかの今後注目です。