セブンイレブンが過去最高の投資に動く。
今回はセブンイレブンイレブンが過去最高の投資に動くという話です。セブンイレブンイレブンの戦略を考察します。
セブンイレブンイレブン、情報システムを10年ぶりに刷新
日経新聞によると、セブンイレブンイレブン・ジャパンは全国約1万9000店のコンビニエンスストアと本部を結ぶ情報システムを10年ぶりに刷新するとのこと。
セブンイレブンイレブン・ジャパン
全国約1万9000店のコンビニエンスストアと本部を結ぶ情報システムを10年ぶりに刷新
これはおもしろい。なぜおもしろいか。
私は先日、ローソンが業務支援用のタブレット端末を導入したという話を書いたんですがね。
このときのローソンの動きはかなりいいものでした。
そのローソンの記事を書きながら、セブンイレブンもなんかそろそろするかも?と思っていましたが、今回はセブンイレブンイレブンが動きました。
別に私はセブンイレブンイレブンのファンではないですよ。どのコンビニも特徴があっていいと思ってます。私もコンビニはいろんなコンビニに行きます。
それでも、ですね。
正直、セブンイレブンイレブンのこういう動き、グッドだと思いますよ。というか、さすがだな、といったところ。ライバルも対応策考えないといけなくなります。
さて、下記、もう少し具体的に見ていきます。
セブンイレブンイレブンはいくらこの10年ぶりの新システムに投資するのか。セブンイレブンイレブンの投資額は過去最高の520億円。
上記日経新聞によると、投資額は過去最高の520億円とのこと。
投資額は過去最高の520億円
過去最高額を投資する、と。思い切ったことします。
セブンイレブンイレブンの新システムは、どのような機能がついているのか
上記日経新聞によると、店舗に配る新型の発注端末に売り切れ間近の商品を従業員に知らせる機能を持たせるとのこと。欠品による販売機会の逸失を防ぎ、店舗の稼ぐ力を底上げするとのこと。
店舗に配る新型の発注端末に売り切れ間近の商品を従業員に知らせる機能
欠品による販売機会の逸失を防ぎ、店舗の稼ぐ力を底上げ
いつセブンイレブンイレブンは新システムの運用を始めるのか
上記日経新聞によると、今秋までに店舗の発注端末やパソコンなど機器の更新を完了するとのこと。2017年度から順次、新システムの運用を始めるとのこと。
今秋までに店舗の発注端末やパソコンなど機器の更新を完了
2017年度から順次、新システムの運用を始める
もうすぐですね。私が前回書いたローソンは、今年から動いてます。セブンイレブンもすぐ動く、と。
なぜセブンイレブンイレブンは新システムに投資するのか。どうしてセブンイレブンイレブンは情報システムを刷新するのか。
ここでは上記日経新聞でいくつか挙げられている点を、私の方で、コンパクトにまとめます。
セブンイレブンイレブンはどうして情報システムを刷新するのか。ポイントは3つだと思われます。
- 欠品で失う売上高をなくすため
- 客の満足度を高めるため
- 経験が少ない従業員でも欠品の確認が容易にできるようにするため
1.欠品で失う売上高をなくすため
上記日経新聞によると、欠品で失った売上高や利益の推計は難しいものの、各社の間では業績を押し下げる主要な要因の一つになっているとの見方が多いとのこと。
欠品で失った売上高や利益の推計は難しい
各社の間では業績を押し下げる主要な要因の一つになっているとの見方が多い
欠品があることで、機会損失があるということです。業界では業績を押し下げている大きな要因の一つと考えられているようですね。
2.客の満足度を高めるため
上記日経新聞によると、前回の来店時に買えた商品がなくなっていることへの失望から、客離れが起きることへの危機感もある。
前回の来店時に買えた商品がなくなっていることへの失望から、客離れが起きることへの危機感
この前買ったあの商品がない!といった失望感をなくす、と。
3.経験が少ない従業員でも欠品の確認が容易にできるようにするため
上記日経新聞によると、流通業界では人手不足が一段と厳しくなっているとのこと。セブンイレブンイレブンは新システムの導入により、経験の少ない従業員でも欠品の確認ができるようにするとのこと。
流通業界では人手不足が一段と厳しくなっている
セブンイレブンイレブンは新システムの導入により、経験の少ない従業員でも欠品の確認ができるようにする
私が前回書いたローソンの話では、特にこの点がクローズアップされていましたね。セブンイレブンのシステムも、この要因はあるでしょう。要は、簡単になんの商品が欠品になりそうかすぐわかるようになる、と。
セブンイレブンイレブンの店舗当たり1日売上高は既にライバルより10万円以上高い。セブンイレブンは今回の投資で、平均売上高をさらに増やす可能性も。
上記日経新聞によると、セブンイレブンイレブンは1店舗の1日当たりの平均売上高(日販)が65万円を超え、競合するローソンやファミリーマートを10万円以上引き離すとのこと。
新システムで販売機会の逸失を減らし、品ぞろえに対する満足度を高めることもできれば、さらに差が開く可能性があるとのこと。
セブンイレブンイレブンは1店舗の1日当たりの平均売上高(日販)が65万円を超え
競合するローソンやファミリーマートを10万円以上引き離す
新システムで販売機会の逸失を減らし
品ぞろえに対する満足度を高めることもできれば、さらに差が開く可能性
在庫管理に強いセブンイレブンイレブンは、今回の投資で、さらに在庫管理が強くなります。ローソンは先に動いてますが、セブンイレブンの今回の動きに、さらなる対応策が必要になるかもしれません。
他のコンビニの動きにも要注目です。