グーグルが遂にアンドロイドペイを日本で始める。
以前、グーグルがアンドロイドペイを日本で始めると書きました。アンドロイドペイの特徴などは下記記事で書きましたので、ご参照ください。
グーグル電子決済のアンドロイドペイがまもなく日本へ上陸。天下のグーグルがやる海外スマホ支払い。その他の金融機関もアンドロイドペイ採用検討すべし
今回はそんなアンドロイドペイが始まるという話です。
いつからアンドロイドペイは始まるのか→グーグルが13日から日本でスマートフォン(スマホ)を使った決済サービスを始める。まずEdy(エディ)」と連携。
日経新聞によると、グーグルは13日から日本でスマートフォン(スマホ)を使った決済サービスを始めるとのこと。
まず楽天と組み、電子マネー「楽天Edy(エディ)」と連携。Edyが利用可能な全国47万店でスマホをかざすだけで決済ができるようになるとのこと。
グーグルは13日から日本でスマートフォン(スマホ)を使った決済サービスを始める
まず楽天と組み、電子マネー「楽天Edy(エディ)」と連携。Edyが利用可能な全国47万店でスマホをかざすだけで決済ができるようになる
天下のグーグルが遂にスマホの決済サービスを日本で始めます。
まずはEdyと連携し、Edyが使えるところでスマホ決済できるようになります。Edy使えるところなんてコンビニやらそこら中にあるので、便利になりそうですね。
日本の個人決済の80%が現金決済。日本人は現金で払いすぎている。日本でスマホ決済は今後確実に広がる市場。アップルペイと競う天下のグーグルのアンドロイドペイの今後の行方が気になる。
つい先日、NTTデータがスマホ撮影で決済サービスを始めるという記事を書きました。
NTTデータがスマホ撮影で決済サービスを始める。公共料金も可能。競合同士のにらみ合い、コンビニはどう対抗するのか。日本ではスマホ決済はこれからさらに大きくなる市場であろう
この記事では、日本の個人決済のなんと80%が現金決済という話が出てきました。そうです、日本では現金決済の比率が非常に高いわけです。
そして、前回のアンドロイドペイの記事でも紹介しましたが、お隣の中国では、スマホ決済は200兆円市場なわけです。日本ではこの市場が拡大するのはまさにこれからといったところ。
アップルという巨人は既に、アップルペイという形で参入しました。そして、今回、天下のグーグルがEdyと組んで始めるわけです。やはり、この2巨人が始めた時点で、この市場は広がっていく可能性が非常に高いといえます。
電子マネー決済はどれぐらい広がりそうでしょうか。上記日経新聞によると、野村総合研究所の予測では、電子マネー決済金額は22年に11兆3000億円と、15年(4兆8000億円)の2倍強に拡大する見通しとのこと。
野村総合研究所の予測では電子マネー決済金額は22年に11兆3000億円と、15年(4兆8000億円)の2倍強に拡大する見通し
というわけで、今後拡大する市場に、グーグルという巨人も入ってきたことになります。
さて、話を13日から始まるアンドロイドペイに戻します。
13日からグーグルの基本ソフト(OS)を使っているスマホ向で決済サービス「アンドロイドペイ」のアプリがダウンロードできる
上記日経新聞によると、グーグルの基本ソフト(OS)を使っているスマホ向けに、13日から決済サービス「アンドロイドペイ」のアプリがダウンロードできるようになるとのこと。
グーグルの基本ソフト(OS)を使っているスマホ向けに、13日から決済サービス「アンドロイドペイ」のアプリがダウンロードできるようになる
というわけで、アンドロイドペイアプリの登場となります。
どこでアンドロイドペイは使えるのか。アンドロイドペイが提携するEdyはどこで使えるのか。全国47万2000カ所に決済端末がある。
上記日経新聞によると、Edyは大手コンビニのほかスーパー、ドラッグストア、家電量販店、外食店など全国47万2000カ所に非接触型の決済端末があるとのこと。
これらの店舗でスマホをかざして支払いをしたり、インターネット通販での決済に利用したりできるとのこと。アプリ上でクレジットカードを登録すると、そのカードからEdyへチャージ(入金)できるとのこと。
Edyは大手コンビニのほかスーパー、ドラッグストア、家電量販店、外食店など全国47万2000カ所に非接触型の決済端末がある
これらの店舗でスマホをかざして支払いをしたり、インターネット通販での決済に利用したりできる
アプリ上でクレジットカードを登録すると、そのカードからEdyへチャージ(入金)できる
グーグルはアンドロイドペイで手数料を徴収しない。なぜグーグルはアンドロイドペイを日本で始めるのか。
上記日経新聞によると、グーグルはサービス手数料は徴収しないが、利便性を高めることで同社のOSを利用したスマホユーザーを増やす狙いがあるとのこと。
グーグルはサービス手数料は徴収しないが、利便性を高めることで同社のOSを利用したスマホユーザーを増やす狙いがある
サービス料を徴収しないのはいいですね。結局、アンドロイドが使いやすいという口コミが徐々に広がっていったりすることで、グーグルサイドへ人を呼び込んでいくわけです。
あと、前回の記事でも書いたように、利用者の行動を分析するというのも重要な点です。天下のグーグルが、消費者が好んで買う時間など、今後は分析していくわけです。
Edyと提携した後、グーグルはアンドロイドペイでクレジットカード会社のビザなどと連携を決めている。なぜアンドロイドペイは優れているのか。アンドロイドペイなら将来的に海外でも使えるようになるか。
上記日経新聞によると、グーグルはEdy以外に、大手クレジットカード会社のビザとの連携も決めているほか、楽天が発行するクレジットカードや三菱UFJフィナンシャル・グループなどとの連携も進め、利便性を高めていくとのこと。
利用者はアンドロイドペイと連携する複数のカードを一つのアプリで使い分けられるようになるとのこと。またビザとの連携が実現すれば、日本で販売するスマホの一部は海外でそのまま決済に利用できるとのこと。
グーグルはEdy以外に、大手クレジットカード会社のビザとの連携も決めているほか、楽天が発行するクレジットカードや三菱UFJフィナンシャル・グループなどとの連携も進め、利便性を高めていく
利用者はアンドロイドペイと連携する複数のカードを一つのアプリで使い分けられるようになる
またビザとの連携が実現すれば、日本で販売するスマホの一部は海外でそのまま決済に利用できる
グーグルの競合はアップル。だから、全く同じやり方でなく、グーグルならではの独自性というものを追及していきます。
ビザと連携するのを既に決めていますね。このあたりが将来的に実現してくれば、非常に利便性の高いものになりそうです。